きょうと修学旅行ナビ

見学スポット

大沢池(おおさわのいけ)

嵯峨・大覚寺の境内に広がる周囲約1キロメートルの池で、池の中には天神島と菊ケ島があり、古くから月の名所で知られます。嵯峨天皇の離宮だった嵯峨院の遺構で、中国の洞庭湖(どうていこ)をまねて造られたといわれます。小倉百人一首に採られた平安中期の歌人藤原公任(きんとう)の「滝の音は絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れてなほ聞こえけれ」に詠まれた「名古曾(なこそ)の滝」が復元され、やり水が池に注いでいます。中秋の名月には「観月の夕べ」が行われ、池に龍の頭を付けた船が浮かべられます。