時代祭で平安装束を着て行列を歩いたり、嵐山で人力車を引いたり。こんな経験ができるのも京都ならではです。
京都には学割が効くお店が多くある一方で、学生が営むレストランもあります。学生にやさしく、そして学生の挑戦を応援してくれるまちです。
多くの大学が集まっているため、他大学へ講義を受けにいったり、合同で講義を受けたりできる制度が整っています。
実は意外とこじんまりしている京都市では大学生の多くが自転車を利用します。細い路地に入るとお気に入りのカフェや雑貨屋さんが見つかるかも。
京都では大学生が主体となって企画、運営するイベントがたくさんあります。大学の垣根を越えた交流が盛んです。
ちょっとした休憩から、ときには友達と何時間も語り合う。鴨川は毎日の生活にかかせない存在です。映画上映会なども開催されます。
京都で大学生活を送るのって、どんな感じ? 実際の大学生に話をきいてみました。
私は休日や授業の空き時間に、近くの寺院・神社へ行くことにはまっています。ひとりでカメラ片手にふらっと立ち寄ることもあれば、普段は人が多い場所に友達と朝6時に行ったことも。
「ちょっと時間ができたから近くの世界遺産に寄ってきた」なんてすごく贅沢な言葉に聞こえませんか?また京都は東京に次いで博物館や美術館での展覧会が多い場所です。日本の国宝や世界の絵画を見る機会が増え、教養も身についたなあと実感しています。様々な文化遺産を実際に肌で感じることができるのは大きな魅力だと思います。
生まれも育ちも京都の私が現在も京都の大学に進学した理由は、京都に関係することを学びたいと思っていたからです。もともと英文科に進もうと思っていたのですが、特に外国人と観光について学びたいと考えていました。京都は歴史や文化においてはもちろん、観光という視点から見ても学ぶには絶好の土地です。府外から来た友人は「テレビでしか見たことが無い」「出身が京都でうらやましい」と言いますが、私から見ても京都は知らないことだらけ。残り2 年の大学生活で少しずつ魅力を発見して、学業と結び付けていきたいと思います。