産寧坂・二年坂界わい(さんねいざか・にねんざかかいわい)
高台寺から清水寺に向かう途中にある通りの名です。産寧坂は三年坂ともいわれます。石段や石畳の道の両側に明治以降の京都の伝統的な町並みが続き、お土産屋さんが軒を連ねています。二年坂を経て産寧坂を通ると清水寺の参道・清水坂に出ます。坂の名前は二年坂は大同2年(807)、三年坂は大同3年に出来たからという説と、清水寺境内の安産祈願の子安観音(こやすかんのん)への参道にあたることから産寧坂と呼ばれるようになったという説があります。伝統的建造物群保存地区に指定されています。