哲学の道(てつがくのみち)
東山のふもとの若王子橋(にゃくおうじばし)から銀閣寺橋(ぎんかくじばし)までの約1.5キロの疏水(そすい)べりの小道のことを哲学の道といいます。疏水(そすい)とは琵琶湖(びわこ)から引かれた水路のことです。西田幾多郎(にしだきたろう)という哲学者がよくこの道を散歩したことからこの名前がついたといわれています。春はサクラの名所として有名ですが、初夏には都会では珍しいホタルの姿も見られます。道沿いには京都らしいおみやげもの屋さんもあり、哲学者でなくてもブラブラと散歩したくなる道です。