豊臣秀吉(とよとみひでよし)が1586年、東大寺大仏より大きい高さ19メートルの大仏と高さ50メートルの大仏殿をつくりました。しかし10年後、地震で大仏は壊れました。秀吉の遺志を継いだ子の秀頼が1614年に大仏を造りますが、今度は寺の鐘に刻まれた「国家安康・君臣豊楽」の文字は「家康の2字を離し、豊臣の2字を続けるのは徳川家への反逆」と家康が、言いがかりをつけました。これが要因となって大坂冬・夏の陣に突入、豊臣家は滅亡します。境内に豊臣家滅亡のきっかけとなった鐘と巨石が残されています。
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